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ウエスト・ハム監督はドイツ代表を評価せず「悪いときのバイエルンのよう」

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 世界王者であるだけに、ユーロ2016でも優勝候補と目されているドイツ代表だが、現役時代にドイツでプレーした経験も持つウエスト・ハムのスラベン・ビリッチ監督は、そのような見方に同意できないようだ。

 ビリッチ監督は6年近くクロアチア代表の指揮を執り、ユーロ2008では同代表を準々決勝へ導き、ユーロ2012ではグループステージ敗退を喫した。その後はクラブチームに活躍の場を移し、最近はウエスト・ハムで好成績を残している。

 ビリッチ監督はフランス『レキップ』とのインタビューにおいて、今回のユーロではドイツ代表に期待できないとの考えを口にしたようだ。ドイツ複数メディアが、クロアチア人指揮官の発言を次のように伝えている。

「ドイツが特に強いとは思わない。彼らは予選を通して、説得力を持ち得なかった。悪いときのバイエルンを思わせたんだ。プラン通りのプレーを実行するだけのバイエルンをね」

「何よりも彼らは守備が不安定だ。そして(バスティアン・)シュバインシュタイガーら数人は、良い状態にない。だからグループCではサプライズが起きるかもしれない」

 ユーロ2016でグループCに属するドイツは、12日(日本時間13日4時)のウクライナ戦から同大会をスタートさせる。ポーランドや北アイルランドも同組だが、果たしてビリッチ監督が予想するように、番狂わせが起こるグループとなるのだろか。

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