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横浜FCがルス監督の辞任を発表…不整脈の改善見込めず辞任申し出

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 横浜FCは15日、ミロシュ・ルス監督(54)の辞任を発表した。本人からの申し出があり、治療専念のため、クラブが受理した。これを受けて、中田仁司強化育成テクニカルダイレクターが監督に就任する。

 ルス監督は2015年から横浜FCを指揮していたが、同年9月に成績不振および体調不良を理由に辞任。その3か月後に再就任が発表されていた。しかし、今季も不整脈、冠攣縮性(かんれんしゅくせい)狭心症の疑いのため検査入院し、今月6日からは不整脈症状の検査及び治療のためスロベニアに一時帰国していた。

 クラブを通じてルス監督は「日本で治療を受け一時は改善していた不整脈ですが、残念ながら最近になって徐々に強く頻繁に起こる自覚症状が出てしまいました。連戦のなかでしたが不安が高まったためクラブと話し合い、直ぐに自国で再検査を受ける判断になり、一時帰国をさせていただきました。私の心臓がすぐに良くなることを期待していましたが、再検査の結果は、自国の専門医からは少なくとも数か月は完全に仕事を休むように指示を受けるものでした。現在私は終日管理された状況におかれ、来月初旬には医師の判断を得ながら再度手術をするかどうかの決断をすることになっています。この現状を考慮し、クラブが最も適切かつ効果的に次の動きがとれるように私は辞任することを決断いたしました」と辞任の経緯を説明した。

「クラブ関係者の皆様、コーチ陣、選手、そしてもちろんサポーターの皆さまには大変申し訳なく思っております。私もとても残念ですし悲しい決断となりましたが、この状況下では他に選択肢がありません。クラブの一員となれたことは私にとっても大きな喜びですし、今後のクラブの更なる発展を信じております。皆さんのおかげで過ごせた横浜での素晴らしい日々に感謝し、共通のゴールを達成することを祈っております」

 なお、後任の中田氏は今月19日のJ2第19節・岐阜戦から指揮を執る。

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