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クリスティアーノが完全移籍で柏に復帰…甲府は慰留に努めるも叶わず

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 柏レイソルは22日、ヴァンフォーレ甲府からFWクリスティアーノ(29)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は37。チームへの合流はJ1第1ステージ終了後となる。

 昨年も期限付き移籍で柏でプレーしていたクリスティアーノは、今季リーグ戦16試合で7得点を記録していた。甲府のクラブ公式サイトを通じてクリスティアーノは、「私にとって最も難しい決断でした。甲府の事は全部大好きです。特にサポーターとファンの皆さんには心を込めて感謝しています。最高の応援です。クラブと話をしましたが、夜中に何度も目が覚めました。結論としては移籍をする事になりました。家族の事も考え日本でサッカー人生を引退したいと思っていることが移籍を決断した大きな理由です」と説明した。

「大切な時期でチームから離れるのは心が痛みます。私はヴァンフォーレ甲府がJ1に残留して欲しいです。いつも応援しています。数年後、ヴァンフォーレ甲府に復帰する事が可能であれば、またプレーしたいです。今年甲府での最後の試合となる広島戦、ホームで皆さんともう一度一緒になって喜びたいです。絶対に勝利しましょう。応援よろしくお願いします」

 また、甲府の輿水順雄代表取締役社長は、「数クラブから獲得オファーの話がありました。クラブとしましては、最大限の条件を出し慰留に努めましたが、柏からの提示が好条件であり、本人の意思も固く移籍が決定しました。クラブとしましては、チーム成績もままならぬ中での中心選手の移籍は誠に遺憾ではありますが、本人の決断に委ねるほかなく断腸の思いであります」と心境を述べた。

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