アトレティコ・マドリーは、女子チームのGKサラ・エスケーロと契約更新を行わなかった。これがスペインで話題を呼んでいる。

　アトレティコは2015-16シーズン限りで契約満了になったサラと契約延長を行わない決断を下した。だが、注目を集めたのはその理由である。

　サラは今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝終了後、アトレティコを破り優勝を達成したレアル・マドリーの奪冠を祝っていたのだ。その様子を収めた写真がソーシャルメディアで拡散され、クラブは対応に迫られていた模様だ。

　アトレティコは最終的にサラを2016-17シーズンの構想から外すことを決めた。一方、サラは自身のソーシャルメディアを通じてクラブの決断に理解を示している。

「クラブの決断を受け入れます。時間を経て、それぞれが正しい場所に導かれ、私たちが再会できることを願っています。これまでの道のりを一緒に歩めたことに感謝しています。(アトレティコ女子のチームメートに対して)あなたたちが大好きです」

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