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イタリアを警戒するデル・ボスケ「レッテルを貼られるほど守備的ではない」

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 王者に気落ちしている暇はない。スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、決勝トーナメント1回戦イタリア戦に向けて気持ちを切り替える必要性を説いた。

 グループD最終節でクロアチアに敗れたスペインは、2位通過が決まった。ベスト16で対戦するのは、グループEでベルギーやスウェーデンを退けて首位突破したイタリアだ。

 16強でユーロ2012決勝の再現が実現する運びとなったが、デル・ボスケ監督は4年前の対戦(4-0)を参考にすることはできないと語っている。

「2012年の大会で、我々はゼロトップを採用していた。あれから4年が経ち、様々な変化があった。多くの選手が入れ替わった。自然の摂理だ」

「だが変える必要のないところもある。シルバやセスクといった素晴らしい選手がいる。彼らの調子が良いのに、なぜチームから外さなければいけないんだ?」

 またデル・ボスケ監督は今大会におけるイタリアの印象を以下のように述べている。

「素晴らしい守備を見せるチームだ。攻撃陣にも良い選手がいる。サイド、2トップ、選手は揃っている。そして、守備陣にはカルテットを築く。3人のセンターバックとデ・ロッシだ」

「だが、それは彼らがディフェンシブであることを意味するわけではない。中盤には変化が加えられ、4年前以上にダイレクトにゴールへと迫るチームになっている。私は、彼らがレッテルを貼られているほど守備的ではないと考えているよ」

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