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ナインゴランの喫煙を認めるベルギー監督「バルコニー付きの部屋を与えている」

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プレーに支障がなければ問題ないとの姿勢

 ベルギー代表のマルク・ビルモッツ監督は、同国代表MFラジャ・ナインゴランに喫煙の習慣があることを認めている。代表チームが宿泊するホテルでは、そのためにわざわざバルコニー付きの部屋を準備しているという。

 現在ユーロ2016に出場中のナインゴランは、グループステージ最終節のスウェーデン戦では終盤に決勝ゴールを記録。ベルギーの決勝トーナメント進出確定に大きく貢献した。

 好調なプレーを見せられる背景には、禁煙を強要されていないことも理由のひとつとしてあるのかもしれない。ヴィルモッツ監督は、ベルギー『Sporza』に次のように語った。

「認めるよ。ラジャは喫煙している。フランスやイタリアではそういう習慣を持っている者も多い。それが必要だというなら止めることはない。その点で私は柔軟だよ。彼自身の体であって、ピッチ上で良いプレーをしてくれている限りは私にとって何も問題はない」

「チームが集まるたびに、彼にはバルコニー付きの部屋を割り当てている。煙で警報を鳴らさないようにね。1日5本か6本のタバコを禁止すれば、彼は部屋を破壊してしまうかもしれない。ただ、喫煙する選手はベルギー代表で彼一人だけだということも言っておこう」

 現時点でプレーに支障がなければ気にしないという代表監督だが、喫煙がナインゴランのキャリアを短くする可能性はあると考えているようだ。

「そういう問題はある。30歳や35歳までプレーを続けたいというなら、それは彼の問題だ」

 ベルギー代表は26日に、決勝トーナメント1回戦でハンガリーと対戦する。

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