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スペイン敗退…去就について明言避けるデル・ボスケ「会長と話し合ってから」

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[6.27 EURO決勝トーナメント1回戦 イタリア2-0スペイン サンドニ]

 スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は自身の去就についての明言は避けた。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 スペインは27日、EURO2016決勝トーナメント1回戦でイタリア代表と対戦。前回大会決勝では4-0で快勝し、2連覇を決めたが、今回はDFジョルジョ・キエッリーニとFWグラツィアーノ・ペッレに得点を許し、0-2で敗戦。前回王者がベスト16で姿を消すこととなった。

 デル・ボスケ監督は「前半はやや消極的になってしまい、勇気を持ってプレーできていなかった。後半にはリスクを顧みずに攻めるようになったが、同点ゴールを奪うことはできなかった」と試合を振り返り、「イタリアに打ちのめされたという反応は大げさだが、イタリアのほうが良いチームだったし、彼らのこの先の成功を願っている」とイタリアを称えた。

 2008年7月にスペイン代表監督に就任したデル・ボスケ監督は、2010年南アフリカW杯とEURO2012と主要国際大会で連覇を果たすなど、スペインの一時代を築いた。しかし、2014年ブラジルW杯ではグループリーグ敗退。今大会も決勝トーナメント1回戦で敗退となった。

「一時代が終わったとは思っていない」と語るデル・ボスケ監督は「スペイン・サッカー界には素晴らしい枠組みがあり、力のある選手が揃っている。これが終わりではなく、新たなスタートだ」と衰退を否定。自身の去就に関しては「(スペインサッカー連盟の)会長と話してから明らかになる」と明確にはしなかった。

●EURO2016特設ページ

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