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岡山、清水ともに譲らず…好調なチーム同士の一戦はドロー決着

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[7.3 J2第21節 岡山 2-2 清水 Cスタ]

 J2は3日、第21節を開催し、シティライトスタジアムではここ5戦負けなし(4勝1分)で4位のファジアーノ岡山とここ6戦負けなし(4勝2分)で6位の清水エスパルスが対戦。スコアレスで折り返した試合は、後半に2点ずつを奪い合って2-2で引き分けに終わった。

 序盤からホームの岡山がボールを保持する展開となったが、清水の守備を攻略し切れずになかなか決定機を創出できない。すると前半20分には清水が好機を生み出し、MF竹内涼とのパス交換で前を向いたMF石毛秀樹がミドルレンジから狙ったが、枠を捉えたシュートはGK中林洋次に左手1本で弾き出されてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、後半12分に清水が決定機を生み出す。竹内の縦パスをMF白崎凌兵がワンタッチで流すと、最終ラインの裏に走り込んだMF枝村匠馬の折り返しからゴール前で石毛がフリーになる。しかし、右足ダイレクトで合わせたボールは枠上に外れてしまい、先制点を奪うには至らなかった。

 さらに攻勢を強める清水は後半18分、竹内のシュートのこぼれ球に反応した石毛が至近距離から放ったシュートは好反応を見せた中林に阻まれ、その流れから白崎が折り返したボールを石毛がダイビングヘッドで合わせようとするがジャストミートしなかった。しかし同22分、右サイドでボールを受けたMF村田和哉が突破してクロスを送ると、ゴール前に走り込んだFW鄭大世がヘディングで叩き込み、清水が先制に成功した。

 だが、すぐさま岡山が同点に追い付く。同26分、DF竹田忠嗣、MF伊藤大介と縦パスをつなぐと、トラップで相手DFを置き去りにした豊川が右足シュートでネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。さらに同31分には右サイドから豊川が送ったグラウンダーのクロスを伊藤がダイレクトで狙ったシュートはジャストミートしなかったが、伊藤自らがこぼれ球を左足シュートでネットに突き刺し、岡山が一気に逆転に成功した。

 その後は清水が反撃に出ると、後半34分には鄭大世が決定的なシュートを放つが中林にストップされてしまう。しかし同40分、右サイドからMF河井陽介が送った柔らかいクロスを、ファーサイドの白崎が蹴り込んで同点に追い付き、試合は2-2のドローに終わった。


●[J2]第21節 スコア速報

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