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「まずは失点を減らすこと」 降格危機名古屋、小倉監督は韓国人ボランチコンビに期待

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 名古屋グランパス小倉隆史監督が韓国人ボランチコンビに期待を寄せた。

 名古屋は現在、クラブワーストの11戦勝ちなし中。年間勝ち点17で降格圏の16位に沈み、クラブ史上初の降格危機にある。

 苦戦の要因として挙げられるのは、リーグワーストの36失点と喫している守備陣だ。前節は松本から獲得したDF酒井隆介を初起用したが、鹿島相手に3失点。起爆剤とすることは出来なかった。

 ここ4試合で10失点を喫している守備の立て直しを図るべく、小倉監督は17日に行う鳥栖戦で出場停止から復帰するMFイ・スンヒと、これまでトップ下で起用してきたMFハ・デソンの韓国人コンビを中盤の底で起用する。

 公式サイトによると、指揮官は「その可能性は十分にある」と起用を認めると、「リーダーシップを取れる選手も必要ですし、全体でしっかりやっていくことも欠かせません。攻撃のスイッチのタイミング?伝えるとしたら真ん中のポジションの選手ですね」と両選手への期待を語った。

 まずは降格圏から抜け出すことが目標になるが、小倉監督は「守備をしっかりとしないといけない状況で、もう一度改めて考えたい。まずは失点を減らすことが重要」と気合を入れ直すと、「(選手たちには)思っていることを伝えました。これからの一試合一試合は死に物狂いです。そこからやっていかないといけません」と奮起を期待した。

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