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[NB CHAMPIONSHIP U-13 MOM]FC LAVIDA GK神谷優太(1年)_151cmの守護神がPK戦で3連続セーブ!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.24 NB CHAMPIONSHIP U-13準決勝 鳥栖U-15 1-1(PK2-3)FC LAVIDA 時之栖裾野E1]

 PK戦の主役は151cmの小柄なGKだった。FC LAVIDAはGK神谷優太がPK戦で3本連続ストップ。湘南のU-19代表MFと同姓同名のGKが“神セーブ”でチームを決勝へと導いた。

 後半終了間際の失点で追いつかれたが、気持ちを切り替えていた。相手の1人目、2人目に決められても慌てない。キッカーとの駆け引きで重心を左にかけて左へ跳ぶと見せかけて、「跳ぶ方向と逆の方を踏んで、勢いつけて跳んだ」という頭脳プレー。勢いをつけた分、届いたボールを3本連続でしっかりと手で弾き出し、ヒーローになった。

 元々、シュートストップが得意という神谷がGKになったのは小学4年生の時。あけぼのFCでSBを務めていた神谷は1つ上の学年のチームに帯同していたが、先輩GKに怪我人が出たこともあって急遽GKに。そこでセンスを発揮し、GKを本職にするようになった。

 憧れの存在は日本代表GK西川周作。「浦和レッズでGKとして活躍したい」と目標を語る守護神は決勝へ向けて「無失点で勝ちたい」。再び実力を発揮してチームに“全国級の大会”でのタイトルをもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2016

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