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トルシエ氏、日本代表を語る

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6月16日、前日本代表監督のオマル・トルシエ氏(06年3月、イスラム教に改宗し、フィリップから改名)が外国人記者クラブで開かれた昼食会に講演者として登場。ワールドカップに出場中の日本代表について語った。
「オーストラリア戦では日本のシュート6本に対してオーストラリアが20本。シュート数の多いほうが勝つか引き分ける確率は8割だ、という興味深い統計がある。だから、(日本の敗戦は)当然の結果だ。日本は先制点を決め、良い流れに乗っていた。終了10分前まで、オーストラリアの波状攻撃にも、川口を中心にディフェンスができていた。だが、川口の小さなミスでその流れが変わってしまった。クロアチア戦で勝つために必要なことは、自分たちのシステム、やり方を信じることだ。選手個々人が気持ちを合わせれば、勝てる可能性はある。ただ、クロアチアにとっても重要な試合だ。次の試合で勝ったほうが決勝トーナメント進出の可能性が大きくなる。引き分けや負けでは厳しい。クロアチアの多くの選手がヨーロッパでプレーしており、クロアチアが有利だとメディアはいっている。しかし、小国でありながら昨日(15日、イングランドに)善戦したトリニダード・トバゴのような場合もある。試合の結果がどうなるかは、終わってみるまで分からない」

(ニュース担当 沼田拡貴)

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