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迷走するバルサの前線補強...多くの選手がメッシ、スアレス、ネイマールとの競争を恐れる

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 前線の補強が遅々として進まないバルセロナだが、その原因は多くの選手が世界最高の3トップとの競争を恐れていることにあるのかもしれない。

 ルイス・エンリケ監督は今夏FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールの控えとなれる選手の補強を望んでいる。だがクラブはこれまで、指揮官の要望を満たせないまま1か月余りを過ごしてきた。

「第4のFW探し」と銘打たれたバルサの補強に秘密はない。“MSN”のサブとして、要所で決定力を発揮してくれる選手を欲している。しかしサッカー選手で控えの立場に甘んじる者はいない。現に、複数の選手がバルサからの関心をよそに他クラブへの移籍を果たした。

 L・エンリケ監督のバルセロナBとセルタ時代の愛弟子FWノリートは、ジョゼップ・グアルディオラ新監督を迎えたマンチェスター・シティへと渡った。レンヌで才能を輝かせていた新星FWウスマン・デンベレドルトムントに移籍。フリーで獲得できるチャンスのあったMFハテム・ベン・アルファニースを離れ、パリSGに新天地を求めた。そのほか、アトレティコ・マドリーFWルシアーノ・ビエットはセビージャ移籍が濃厚に。パルメイラスFWガブリエル・ジェススはシティ移籍に傾いている。

 バルサでスポーツディレクターを務めるロベルト・フェルナンデス氏は、27日の公式会見で第4のFW探しについて難航しているかを問われ、「イエス」と答えた。スペイン『スポルト』によると、現在候補に挙げられているのはフィオレンティーナFWマリオ・ゴメスデポルティボFWルーカス・ペレスリヨンFWアレクサンドル・ラカゼットニューカッスルFWアヨセ・ペレス、フェネルバフチェFWロビン・ファン・ペルシーだとされる。

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