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バックアップメンバーも合流 五輪代表、初戦&2戦目会場のマナウスで初練習

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 リオデジャネイロ五輪日本代表は1日、本大会初戦ナイジェリア戦、第2戦コロンビア戦が行われるマナウスでトレーニングを開始した。この日の昼にブラジルに到着したFW鈴木武蔵(新潟)、MF野津田岳人(新潟)、DF中谷進之介(柏)のバックアップメンバー3選手も合流。招集問題の結論が先送りになっているFW久保裕也(ヤングボーイズ)を除く、21選手がピッチ上に姿を現した。

 別メニュー調整のバックアップメンバーを除いた選手たちは、フィジカルトレーニング、ボールを使ったトレーニングを行った後、フリーマンを置いたボール回しに移行。その後はフォーメーション練習を行い、最前線に入ったFW興梠慎三(浦和)、FW浅野拓磨(アーセナル)を経由してサイドから仕掛ける攻撃の形を特に確認した。

 フォーメーション練習後にはMF大島僚太(川崎F)、MF原川力(川崎F)、DF岩波拓也(神戸)が「ブラジル戦の出場時間が短いのに対して、ひと叩き」(手倉森誠監督)と居残りダッシュを行い、約1時間半のトレーニングは終了。

 午後7時からの練習も気温30度以上、湿度約70%と暑さが残る状況だったが、「夜になると心地いいような感じでいます」と話した指揮官。「この涼しさとナイターで、いよいよ日本の本当の切れ味が出てくると思っている。選手には『どこからでもかかってこい』という状況になっているぞと話しました。まあ、洗脳ですけどね」と笑いつつも、3日後に控える五輪初戦ナイジェリア戦に照準を合わせてチームを仕上げていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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