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[クラブユース選手権(U-18)]延長戦でMF鈴木魁人が2発!清水ユースが神戸U-18撃破で14年ぶり決勝へ

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[8.2 クラブユース選手権(U-18)準決勝 神戸U-18 1-3(延長)清水ユース 味フィ西]

 第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の準決勝が2日に味の素フィールド西が丘で行われた。第2試合では清水エスパルスユースヴィッセル神戸U-18に1-1の延長戦の末、3-1で勝利した。優勝した2002年大会以来、14年ぶりの決勝進出を果たした清水は、4日に行われる決勝ではFC東京U-18と戦う。

 試合が動いたのは前半22分、左サイドから清水が攻め上がる。MF滝裕太がFW{平墳迅に預けて中へ走り込み、PA内左でリターンを受けると、冷静に決めた。清水が先制に成功する。

 それでもわずか5分後に神戸が追いついた。MF野田樹のミドルシュートが相手DFに当たり、獲得した右CK。こぼれを展開して、最後はFW佐々木大樹が決める。1-1と試合を振り出しに戻し、前半を終えた。

 後半45分では得点は生まれず、延長戦へもつれ込む。延長開始2分に途中出場のMF鈴木魁人が得点を決めて、清水が2-1と二度目のリードに成功。さらに延長後半6分、DF梅村豪の右クロスをファーサイドの味方が叩く。ゴールライン上で相手DFが身体を張ったが、最後は鈴木が押し込んだ。3-1と差を広げ、そのまま試合は終了。

 延長戦でみせた鈴木の2得点の活躍で清水ユースが3-1で神戸U-18に勝利した。決勝戦は4日に味の素フィールド西が丘で行われ、清水ユースは14年ぶりの日本一を目指し、FC東京U-18と対戦する。

(取材・文 片岡涼)

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