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ブンデス開幕MOMの原口「代表は別。切り替えたい」

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 先発フル出場でヘルタ・ベルリンのブンデスリーガ開幕戦勝利に大きく貢献し、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選ばれたFW原口元気が「手応えのある開幕戦だったけど、代表は全然違う。しっかり頭を切り替えて戦いたい」と意欲を見せた。

 ヘルタでは28日の試合後すぐにクールダウンし、水風呂に入って日本への帰国に備えた。ハリルジャパンへの合流初日となった30日は、約1時間半のトレーニングのほとんどを消化。「監督に“できるか?”と聞かれて“できません”とは言えませんから」と笑ったが、「もっとしんどいかと思ったけど、結構身体が動いた」と充実感を漂わせた。

 練習前のミーティングでUAEのビデオを見た。警戒すべきは背番号10のMFオマル・アブドゥルラフマン。「やっぱり10番だと思う。ほとんどあいつから出てくるイメージ。そこが起点になっている」と指摘する。

「最終予選は相手のレベルも上がるし、チームとしてのピリピリ感も違う。特に初戦は大事。内容どうこうじゃなく、勝ち点3だけを考えてやりたい」

 3シーズン目のヘルタでは左サイドハーフでプレーしている。日本代表でも同じポジションで出る可能性はあるが、「代表ではよりダイレクトにゴールに向かっていくプレーを求められる。チャンスメイクというより、仕留めるプレーが必要になる」と、目を光らせていた。

(取材・文 矢内由美子)

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