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アジア決戦に臨むU-16日本代表・森山監督「悔いのないように全力を出し切らせることはボクの仕事」

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 U-16日本代表は昨年2月に本格的に始動。それから1年半ともに世界を目指してきたチームと戦うAFC U-16選手権インド2016で森山佳郎監督は積極的なプレーをすることを求めた。

 9月16日の初戦で対戦するベトナムは、昨年7月の日本-メコンU-15 サッカー交流プログラムで対戦。3-2で逆転勝ちしたものの、相手が積極的に来た前半を0-2で折り返す苦戦を強いられた。「この時は相当怒って、細かい技術、ポジショニング、相手が超積極的にやってこっちは消極的。向こう以上に積極的にやりなさい、と」。同じようなことを絶対に繰り返さないように選手たちに求めていく。

 日本代表として自身も国際試合を戦った経験を持つ森山監督は「ビビって消極的になったり、硬くて動けなくなるようなことにはしたくない」。そして「絶対緊張するし、硬くなると思うけれど、相手も緊張する。積極的に、思いきってこれまでやってきたことを思い切って出して来い、試合終わったらへたり込むくらいやってくれ、と。やるだけのことをやって、それでも勝てなかったら監督の責任。選手は余計なことを考えずに力を出し切って、悔いのないように全力を出し切らせることはボクの仕事かなと思っています」

 インドではグラウンド環境など「対戦相手と同じくらい克服すべき対象」がある。それでも「全力を出しきって勝負をできるだけこっちに引き寄せていきたい」という指揮官の下、受け身にならず、積極性を失わずに戦い、初戦から白星を掴んでいく。

(取材・文 吉田太郎)
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