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「僕の頭と心がこう言った…」 バーディがアーセナルへ行かなかった理由は?

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 レスター・シティに所属するFWジェイミー・バーディが今夏の移籍市場でアーセナルへ移籍しなかった理由を明かした。英『ミラー』が伝えている。

 今夏の去就が騒がれていたバーディを巡っては、アーセン・ベンゲル監督率いるアーセナルが獲得に乗り出し、解約条項である2000万ポンドを支払う態度も示すなど、バーディの決断次第で移籍が決まっていたはずだった。しかし、レスターのエースは残留を決断。6月にクラブと新たに4年契約を結んだ。

 移籍が騒がれていた当時を振り返ったバーディは、「僕はあの時、ホテルで毎日、何時間も何もせずにいたんだ」とEURO2016の大会期間中に“決断”を下したと明らかにした。

「僕には充分な時間があった。だからすべてのことについて、文字通りよく考えてみたんだ。これから起きるであろうこと、起きないであろうこと、行くかもしれないところ、行かないかもしれないところ、とにかくいろいろだよ」

「そういうことを考えはじめると、きまって僕の頭と心がこう言ったんだ。『おまえは残るべきだ』ってね」

 自らの心の声に従ってレスターへの残留を決めたバーディ。改めてベンゲル監督から熱心に誘われていた内幕も語った。
 
「EUROの間に泊まったホテルではいつも、アーセン・ベンゲル監督から連絡が来ていたよ。彼に会ってからずっとだ」

 電話での内容は他愛もないことがほとんどだったようで、「何も変なことはなかったけどね。ただ単純に、『こんにちは』とか、『調子はどうだ?』とか、そんなことだけさ」と明かす。

「あれは僕のプロとしての人生で最も大きな決断だった。といっても僕がプロでいた期間はそれほど長くないんだけどさ。本当に光栄なことだった」

「だけどレスター・シティはどんどん良くなっている。だからこのままやりたいと思ったんだ。僕らは兄弟みたいな絆で結ばれているんだ」

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