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ケルン大迫が今季初アシスト!FW起用で「去年は来なかったボールが今は来ている」

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今季初アシストを記録したFW大迫勇也

[9.16 ブンデスリーガ第3節 ケルン3-0フライブルク]

 ブンデスリーガは16日、第3節1日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでフライブルクと対戦し、3-0で快勝した。大迫は2トップの一角で2試合連続の先発出場を果たすと、1-0の前半31分に今季アシストを記録。後半20分までプレーし、ホーム2連勝に貢献した。

 ケルンは前半14分、左サイドに開いた大迫がボールを受けると、オーバーラップしてきたDFヨナス・ヘクターに預け、ヘクターの横パスを受けたMFマルセル・リッセが右足でミドルシュート。これはゴール左へ外れたが、立ち上がりからペースを握った。

 すると前半29分、リッセの左CKにFWアントニー・モデストが頭で合わせ、先制点。さらに直後の31分、ロングボールをモデストが頭で落とし、大迫がスペースに走り込むと、DFと競り合いながらボールをキープした。ドリブルでPA内右に切れ込み、丁寧にグラウンダーのクロス。これをゴール前のMFレオナルド・ビッテンコートが右足で流し込んだ。

 大迫の今季初アシストで2-0とリードを広げると、前半43分、DFフレデリク・セーレンセンのロングスローをモデストが直接ヘディングで流し込み、自身2得点目で3-0と突き放した。後半は無得点に終わり、「前半で3-0になって、ちょっと緊張が切れた感じはあった」と振り返った大迫だが、「やっぱり3-0にすることは大事だし、3-0で勝ったことはプラスに考えられるかなと思う」と、3-0の完封勝利を評価した。

 チームは開幕から3試合連続の無失点。2試合ぶりの白星で2勝1分と無敗を守っている。大迫はこの日、後半20分に交代。それでも今季は常に2トップの一角としてプレーしており、手応えも充実感もある。「キャンプからFWでやり続けてきたから(パスが)出てくるのかなと思う。前で出ていても去年は来なかったボールが今は来ている」と、中盤でプレーしていた昨季との明確な違いを口にする。

「僕がサイドに抜けたときにチャンスができていることが多い。なかなか自分がセンターにいることはまだないけど、これを続けて、アシストしながら、そこからもっと自分の形を出していければ」。運動量豊富にピッチを駆け、チャンスメイクに奮闘する大迫。今はまだエースであるモデストのアシスト役に回るシーンも多いが、このプレーを続けていけば、いずれ自分がゴールを決める形も出てくる予感はある。

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