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祝福の花火とはならず…好調対決は神戸が驚異の粘りで柏とドロー決着

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[9.16 J1第2ステージ第12節 神戸1-1柏 神戸ユ]

 4連勝中の4位ヴィッセル神戸と、3連勝中の5位柏レイソルの一戦は、1-1の引き分けに終わり、互いに連勝がストップした。

 試合は柏が積極的な入りをみせる。前半17分、自陣からのロングフィードを右サイドで受けたFWクリスティアーノが胸、頭で巧みにボールをコントロールし、PA右から左足シュート。これは枠をとらえることができなかったが、同23分に先制点を挙げる。右CKからDF中谷進之介がヘディングシュートを決め、柏がスコアを動かした。

 反撃に出る神戸は前半40分、MF藤田直之のFKからDF岩波拓也が頭で合わせるもわずかにゴール上。前線の強力ブラジル人コンビ、FWペドロ・ジュニオールとFWレアンドロもなかなかシュートまで持ち込めず、前半を1点ビハインドで折り返した。

 ハーフタイムに1200発の花火が打ち上げられ、ピッチが煙で白く曇った中、後半は始まった。同点に追いつきたい神戸が縦への推進力を増し、相手ゴールに迫る中、柏も同5分にFWクリスティアーノのFKから中谷がヘッド。同36分にクリスティアーノが強烈なFKを放つなど、セットプレーからしたたかに追加点を狙った。

 だが、終盤に向けて神戸が猛攻。すると、後半43分、FW石津大介が倒れながらもつないだボールをレアンドロがワンタッチで反転し、冷静に右足シュートをゴール右隅に流し込み、1-1と同点に追いつく。驚異の粘りをみせる神戸は同アディショナルタイム2分にレアンドロがミドルシュートを放つ。神戸の劇的勝利かと思われたが、右ポストを叩き、試合は1-1で引き分けに終わった。

●[J1]第2ステージ第12節 スコア速報

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