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公式戦3試合で17発!!好調ドルトがボルフス粉砕も…香川は出番なし

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2得点の活躍を見せたFWピエール・エメリク・オーバメヤン

[9.20 ブンデスリーガ第4節 ボルフスブルク1-5ドルトムント]

 ブンデスリーガは20日、第4節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でボルフスブルクと対戦し、5-1で快勝した。香川は公式戦4試合連続で先発から外れ、最後まで出場機会がなかった。

 中2日の連戦もあり、17日のダルムシュタット戦(6-0)から先発4人を入れ替えたドルトムントはFWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFマリオ・ゲッツェ、DFウカシュ・ピシュチェク、DFマルク・バルトラが2試合ぶりに先発。中盤はMFユリアン・バイグルのアンカーに、ゲッツェとMFラファエル・ゲレイロのインサイドハーフという構成で、香川は公式戦3試合連続のベンチスタートとなった。

 前半4分、バルトラのスルーパスに反応したゲレイロがPA内に切れ込み、左足でシュート。これがDFの足に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。センターバックながら鮮やかなアシストを見せたバルトラだが、直後の前半12分に負傷交代するアクシデント。代わってDFマティアス・ギンターが最終ラインに入った。

 それでもドルトムントは前半16分、左サイドのスローインからゲレイロのワンタッチパスを受けたオーバメヤンが個人技でDFをかわし、PA内に持ち込んで右足で追加点。エースの3試合ぶり今季3得点目で2-0とリードを広げた。

 ボルフスブルクも前半23分、左後方からのFKをDFジェフリー・ブルマが折り返し、MFユリアン・ドラクスラーが右足ボレーを放つが、枠外。同37分にはDFリカルド・ロドリゲスがゴール正面から左足で直接FKを狙ったが、GKロマン・ビュルキの好セーブに阻まれた。

 2-0で折り返した後半開始からMFクリスティアン・プリシッチに代えてMFゴンサロ・カストロを投入したドルトムントだが、徐々にボルフスブルクが流れを引き寄せていく。後半5分、ドラクスラー、FWマリオ・ゴメスが立て続けに放ったシュートはビュルキがビッグセーブを連発。それでも後半8分、ボルフスブルクはMFパウル・ゼギンの右クロスにMFダニエル・ディダビが合わせ、後半開始からピッチに入った途中出場コンビで1点を返した。

 1点差に追い上げられたドルトムントだが、好調な攻撃陣が再び流れを引き戻す。後半13分、ゲレイロのスルーパスに飛び出したカストロが相手を引き付けて横パス。MFウスマン・デンベレが難なく流し込み、待望の移籍後初ゴールで3-1と突き放した。同17分にも自陣からのスルーパスにカストロが反応。右サイドを抜け出すと、折り返しをオーバメヤンが左足で押し込み、4-1と試合を決定づけた。

 後半23分にはゲッツェに代えてMFセバスティアン・ローデを投入し、交代枠を使い切る。同28分、ゲレイロの左CKにピシュチェクが頭で合わせ、5-1。今季開幕から3試合連続無失点中だったボルフスブルクから大量5ゴールを奪う圧勝劇となった。

 2連勝で3勝1敗の勝ち点9に伸ばしたドルトムントは欧州CLを含めると公式戦3連勝。14日のCLレギア・ワルシャワ戦(6-0)、17日のダルムシュタット戦(6-0)に続いてゴールラッシュを披露し、公式戦3試合で計17ゴールを量産した。

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