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上位対決は2位松本に軍配、清水は連勝ストップで5位後退

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[9.25 J2第33節 松本1-0清水 松本]

 2位松本山雅FCはホームで4位清水エスパルスと対戦し、1-0で競り勝った。松本は2試合ぶりの白星で、9戦負けなし(4勝5分)。清水は連勝が3で止まり、6試合ぶりの黒星となった。

 清水は前半11分、FW鄭大世が遠い位置から直接FKを狙うが、GKシュミット・ダニエルが弾き出す。松本は同18分、左サイドでボールを受けたMF石原崇兆が中に切れ込み、右足でシュートを打ったが、クロスバーを越えた。

 均衡が破れたのは前半24分。松本はハーフウェーラインを越えた位置からMF喜山康平がFKを前線に蹴り込むと、FW山本大貴が頭で落としたボールをMF工藤浩平が滑り込みながら右足で蹴り込んだ。工藤の2試合ぶり今季7ゴール目で松本が先制に成功した。

 前半28分にはMFパウリーニョの左足ミドルがクロスバーをかすめるなどその後も試合の主導権を握った松本。1点リードで折り返した後半6分、パウリーニョの縦パスからFW高崎寛之がゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定だった。

 2点目を奪うことはできなかったが、清水の反撃にも冷静に対応し、1-0で逃げ切った。前節終了時点で勝ち点4差だった上位対決は松本に軍配があがり、清水は岡山に抜かれて5位に後退。2位松本との勝ち点差は「7」に広がり、逆転での自動昇格へ痛い敗戦となった。

●[J2]第33節1日目 スコア速報

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