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全北現代がスキャンダル発覚で勝ち点9はく奪、それでもリーグ首位はキープ

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審判買収により勝ち点9はく奪などの処分を受けた全北現代

 韓国Kリーグは9月30日、審判の買収が発覚した全北現代に勝ち点9のはく奪と罰金1億ウォン(約920万円)の処分を科した。

 韓国『コリア・タイムズ』や『朝鮮日報』などによると、全北現代は2013年、同クラブのスカウトが審判2人に対し、5回にわたって合計500万ウォン(約46万円)を渡し、自チームに有利な判定をするように依頼。この行為が発覚し、同スカウトは懲役6か月、執行猶予2年の有罪判決を受けていた。

 Kリーグの処分により勝ち点9をはく奪された全北現代だが、2位FCソウルに勝ち点5差をつけ、依然としてリーグ首位をキープ。また、9月28日に行われたFCソウルとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦でも4-1の勝利を飾り、決勝進出へ大きく前進している。

 クラブは公式サイトを通じて「今回の処分を真摯に受け入れるとともに、ファンの皆様にご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「信頼回復のために全力を尽くします」と再発防止に努めるとしている。

●ACL2016特設ページ

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