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前半0-3の劣勢からバルサ猛追も…守護神の“痛恨ミス”でセルタに逃げ切り許す

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打ち合いの末、バルセロナセルタに3-4で敗れた

[10.2 リーガ・エスパニョーラ第7節 セルタ4-3バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第7節3日目が2日に行われ、バルセロナセルタのホームに乗り込んだ。前半だけで3点のリードを奪われたバルセロナは後半に入って2点を返すも、後半33分にGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのミスから4点目を献上。その後の反撃も1点にとどまり、セルタに3-4で敗れた。

 前半11分にバルセロナが好機を創出する。左サイドでMFアルダ・トゥラン、FWラフィーニャ、FWルイス・スアレスが絡んで細かくパスをつなぐと、最後はL・スアレスが左足シュートを放つがGKセルヒオ・アルバレスの守備範囲に飛んでしまい、先制点を奪うには至らなかった。

 すると前半22分にホームのセルタが先制に成功する。テア・シュテーゲンからMFセルヒオ・ブスケツへのパスがミスになったところを見逃さずにボールを奪うと、FWイアゴ・アスパスの鋭いスルーパスからPA内に進入したFWピオネ・シストがネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 さらに前半31分、セルタがカウンターから追加点を奪取する。最終ラインから送られたロングボールを受けたI・アスパスが一気にPA内までボールを運ぶと、対面するDFジェラール・ピケを振り切って左足シュートを突き刺してスコアは2-0に。そして同33分には中盤でボールを奪ったMFダニエル・バスのスルーパスがDFジェレミー・マテューのオウンゴールを誘い、セルタがリードを3点差に広げた。

 3-0とセルタに大量リードを許して後半を迎えたバルセロナは、ラフィーニャに代えてベンチスタートとなっていたMFアンドレス・イニエスタを投入。すると後半13分、ショートコーナーからイニエスタが上げたクロスをピケがヘッドで叩き込み、まずは1点を返す。さらに同18分にはイニエスタのパスをPA内で受けたMFアンドレ・ゴメスが相手のファウルを誘ってPKを獲得し、これをFWネイマールがきっちり沈めて1点差に詰め寄った。

 攻勢を強めるバルセロナは後半31分にブスケツに代えてMFデニス・スアレスを投入。しかし、直後の同33分に思わぬ形でセルタに4点目を献上してしまう。DFジョルディ・アルバのバックパスを受けたテア・シュテーゲンが余裕を持って処理しようとしたが、浮き球のパスが距離を詰めたMFパブロ・エルナンデスの頭に当たってはね返されると、ボールはポストに当たりながらもゴールマウスに吸い込まれてスコアは2-4となった。

 後半36分にバルセロナはJ・アルバに代えて最後のカードとなるFWパコ・アルカセルをピッチへと送り込む。同42分には右サイドを突破したD・スアレスのクロスからピケがヘッドで決めて再び1点差に詰め寄るも、同点に追い付くことはできずに3-4のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。


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