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サウジにPK以外初の得点、豪州戦は打ち合いドロー…劇的勝利も日本は1差4位後退

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サウジアラビアとオーストラリアの首位攻防戦は打ち合いドロー

 W杯アジア最終予選の第3節が6日に行われた。日本と同じグループBの首位攻防戦、サウジアラビアのホームで行ったオーストラリアとの一戦は、2-2の引き分けに終わった。

 2節までの3得点すべてがPKだったサウジアラビアだが、この日は5分にMFタイシール・アル・ジャーシムが右クロスを押し込み先制。しかしオーストラリアはDFトレント・セインズバリーが前半終了間際にセットプレーを頭で押し込み同点とすると、後半26分にはFWトミ・ユリッチが右クロスに飛び込み、逆転に成功。しかしサウジアラビアは同34分、FWナシル・アルシャムラニが味方のミドルシュートをコースを変えて流し込み、ドローに持ち込んだ。

 UAE代表はホームでタイ代表に3-1で快勝した。前半14分にFWアリ・マブフートが先制点を奪うと、後半2分にも同選手がゴールネットを揺らす。同20分に1点を返されたが、後半終了間際にFWアハメド・ハリルが加点し、勝負を決めた。

 2連勝だった上位2チームが引き分けたため、上位が大混戦となっている。勝ち点7で並び、得失点差で上回るオーストラリアが首位をキープ。サウジアラビアも2位をキープしているが、2勝目を挙げたUAEが勝ち点1差の3位に浮上。イラクを劇的勝利で下した日本も勝ち点を6に伸ばしているが、得失点、総得点で並ぶものの、当該成績でUAEを下回るため、4位に後退した。

 第4節は11日に行われ、日本は敵地で首位オーストラリアと対戦。ただ勝利すれば、首位に浮上するチャンスがある。2位のサウジアラビアはホームでUAEと対戦する。3連敗同士のイラクとタイは直接対決で少なくともどちらかが初勝ち点を得ることになる。


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