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途中出場の長谷部が同点弾の起点に、10人で首位バイエルンに追いつく

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10人でバイエルンに追いついたフランクフルトのMF長谷部誠がチームメイトをねぎらう

[10.15 ブンデスリーガ第7節 フランクフルト2-2バイエルン]

 ブンデスリーガは15日、第7節2日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでバイエルンと対戦し、2-2で引き分けた。2試合ぶりのベンチスタートとなった長谷部は1-2の後半22分から途中出場。数的不利の状況の中、同点ゴールの起点となり、首位チーム相手に勝ち点1を手にした。

 バイエルンは前半10分、DFマッツ・フンメルスのロングフィードに抜け出したDFダビド・アラバが左サイドからグラウンダーのクロス。後方から走り込んだMFアリエン・ロッベンが左足でゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪った。

 フランクフルトも前半43分にMFサボルチ・フスティのゴールで1-1の同点に追いついたが、バイエルンは後半17分、右CKから最後はMFヨシュア・キミッヒが勝ち越しゴール。2-1と再びリードを奪うと、フランクフルトは同20分にフスティが2枚目の警告で退場となり、数的不利に立たされた。

 直後の後半22分、ベンチからの指示を受けてピッチに入った長谷部は途中出場ながら存在感を発揮。後半33分には鋭い縦パスをFWブラニミール・フルゴタに当て、右サイドへの展開からDFティモシー・チャンドラーのクロスをMFマルコ・ファビアンが胸で押し込んだ。

 10人で同点に追いついたフランクフルトはその後のバイエルンの攻撃にも耐え抜き、2-2のままタイムアップ。3試合勝ちなし(2分1敗)となったが、王者相手に貴重な勝ち点1を獲得した。一方のバイエルンは開幕5連勝後、前節のケルン戦(1-1)に続いて2試合連続のドロー。2位に浮上したケルンとの勝ち点差は「2」となっている。

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