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退場のブラボをかばうペップ「サッカーはミスする試合」「こういうことは時々起こる」

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4失点の展開に頭を抱えたジョゼップ・グアルディオラ監督

[10.19 欧州CLグループリーグ第3節 バルセロナ4-0マンチェスター・C]

 19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節でマンチェスター・シティ(イングランド)はバルセロナ(スペイン)に0-4の大敗を喫した。今大会初黒星を喫したマンチェスター・Cは1勝1分1敗の勝ち点4となっている。

 前半17分に先制点を奪われたシティ。後半8分には守護神が痛恨の一発退場を喫した。ディーニュが前線に蹴り出したボールを処理しようと、PA外に飛び出したGKクラウディオ・ブラボがまさかのパスミス。FWルイス・スアレスにシュートを許すと、PA外にいたブラボは手でストップしてしまい、退場となった。守護神を欠くとともに数的不利になったチームは、そこから失点を重ねて、終わってみれば0-4の敗戦だった。

 試合後、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「バルセロナと対戦することは難しいが、10人になる前は、オープンな展開で、大きなパーソナリティを持つチーム相手に僕らは競っていた」と試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 指揮官は退場した守護神と話をしたとも明かす。「彼はがっかりしていたが、それも試合の一部。サッカーはミスをする試合。彼は、自分が何をしたか分かっている。でも僕が監督のキャリアを辞めるときまで、ゴールキーパーからのプレーを続けるよ」。

「ボールを外に蹴りだす必要がある場面があって、彼はプレーを続けようとしていた。このようなことは、時々起こるよ。彼は経験値が高いし、過去10年におけるベストGKの一人だ。疑いの余地はない。彼は、肩を落としていたが、そこから学んでいく」と庇った。

 かつて指揮したバルセロナに4失点を許しての敗戦。ペップは「サイドから十分なチャンスを作り出していた、ゴールを決めるための決定的なチャンスをね。バルサのことは分かっている。相手ストライカーにチャンスを与えたら、罰を受けることになる」と黒星を受け入れた。

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