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ペップ、バルサに大敗も「キャリア史上最悪の敗戦じゃない」…では最も屈辱的だった試合は?

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キャリア史上最悪の敗戦を語るジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティ(イングランド)は19日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第3節でバルセロナ(スペイン)とのアウェー戦に臨み、0-4の大敗を喫した。FWリオネル・メッシなど、かつての教え子たちに完膚なきまでに叩きのめされたジョゼップ・グアルディオラ監督だが、キャリア史上最悪の敗戦というわけではないと前を向いた。同監督の試合後のコメントをスペイン『アス』が伝えている。

 敵地カンプ・ノウに乗り込んだグアルディオラ監督率いるシティ。だが、メッシに欧州CL歴代最多となる7度目のハットトリックを許すと、終了間際にはFWネイマールにも決められ、0-4と大量失点で敗れた。

 試合後、会見に赴いたグアルディオラ監督は「結果の通りだ」と完敗を潔く認めた。さらに「我々は前に出て、高い位置でプレーしようとしていた。チャンスも作った。だが、得点をしなければバルセロナを倒すことはできない。単純なことだ」と敗因を説明。ただ、この試合が最悪の敗戦ではないということも付け加えている。

「私のキャリアで最もひどかった敗北は、バイエルンを指揮していた時のレアル・マドリー戦だ。あの時はスタメンをはじめ、何から何まで全てが間違っていた」

 グアルディオラ監督がこう語るのは、バイエルン就任1年目となった2013-14シーズンの欧州CL準決勝だ。敵地での第1戦を0-1で落としたバイエルンは、ホームで行われた第2戦で0-4という屈辱的な大敗し、2試合合計0-5で決勝進出を逃した。そのシーズンはドルトムントとのDFBポカール決勝を制してブンデスリーガとの2冠を達成したグアルディオラ監督だが、レアル戦での心の傷は今でも癒えていないようだ。

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