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定位置争うライバルは“BBC” レアルFWモラタ「僕の仕事は…」

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レアルを勝利に導いたFWアルバロ・モラタが歓喜の咆哮

[10.23 リーガ・エスパニョーラ第9節 R・マドリー2-1ビルバオ]

 23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節でビルバオと対戦したレアル・マドリーは苦しみながらも2-1の勝利を収め、首位に浮上した。

 ベンチスタートとなったFWアルバロ・モラタに出場機会が巡ってきたのは、1-1で迎えた後半30分だった。そして、同38分に大仕事をやってのける。MFガレス・ベイルから送られたボールに反応して放ったシュートはGKゴルカ・イライソスに阻まれたものの、こぼれ球を自ら蹴り込んで決勝点を奪い、チームを2-1の勝利へと導いた。

 この日24歳の誕生日を迎えたモラタにとって、うれしいバースデー弾。しかし、スペイン『アス』によると「難しい試合だったし、手強い相手だった。僕らのベストが出せた試合ではなかったね」と試合を振り返っている。

 今季ユベントスからレアルに復帰したモラタだが、FWカリム・ベンゼマ、ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBCトリオ”からレギュラーの座を奪うのは容易ではなく、ここまでの先発出場は4試合に限られている。「もちろん、いつもプレーしたいけど、ここでは簡単ではないんだ」と自らの立ち位置を受け入れつつも、優先すべきは自身の出場機会ではなくチームの勝利だと強調した。

「もし途中出場で毎回ゴールを決められるのなら、それでも構わないんだ。僕の仕事はチームがうまくいくための助けになることで、チームより自分のことを優先させるのは身勝手な振る舞いだよ」


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