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ミラン本田にもうチャンスはないのか…伊メディア酷評の嵐、「犯人」「悪夢」

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今季初先発もアピール失敗に終わった本田圭佑

 今季初先発で結果を残せなかったミランのFW本田圭佑への風当たりが厳しい。25日に行ったジェノア戦を採点するメディアの点数は軒並み低い。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は本田をこの日の「犯人」の一人だと報じ、ミラン専用メディアの『Milannews.it』は「攻守において、大きな災難をもたらした。失点シーンでは許されないミスを犯した」。『カルチョメルカート』は、本田のミスは「悪夢」だったと辛らつに記した。

 失点シーンのミスとは、前半11分の場面。ミランはオフサイドトラップを仕掛けたが、ファーサイドにいた本田がラインコントロールについていけず、一人残ってしまう。右SBで先発したDFアンドレア・ポーリとの急造コンビの影響も出てしまった。攻撃面でも見せ場を作れずにいると、後半には退場者を出したこともあり、後半17分に途中交代。中2日で迎えた一戦、ターンオーバーで巡ってきたチャンスだったが、アピールすることは出来なかった。

 『スカイ』によると、試合後に「本田はとても意欲的なプレーを見せた」と一定の評価を与えたビンチェンツォ・モンテッラ監督も、「これから個人のミスの部分は分析してきたい」と続けたという。厳しい立場にある背番号10に、再びチャンスが与えられることはあるのだろうか。

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