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チェルシーvsウエスト・ハムでサポーターが乱闘騒ぎ…座席が破壊され、乱れ飛ぶ

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緩衡地帯に入る人物と、挑発を繰り返す両サポーター

[10.26 EFL杯4回戦 ウエスト・ハム2-1チェルシー]

 EFL杯は26日、4回戦2日目を行った。チェルシーは敵地でウエスト・ハムに1-2で敗れた。この一戦でサポーターによる乱闘騒ぎが起きたという。英『BBC』など複数メディアが報じた。

 試合中に騒ぎは起きた。緩衡地帯を挟み、ペットボトルやコインなどを投げ合っていた両サポーター。これが発端となり、緩衡地帯を“突破”する者が現れると100人以上での乱闘に発展。警察や警備員が止めに入る事態となった。スタジアムの座席を破壊し、投げる行為も確認されているという。

 同メディアは現場にいた人物の声を紹介。「試合を観戦することは困難だった。彼らは互いにミサイルを放つように物を投げ入れていた。ペットボトルのようにも見えたが、私は3つまたは4つのスタジアムの座席が投げ込まれているのを見たんだ」と語っている。

 なお、「ウエスト・ハムのスタジアムは1970年代に戻ったようなものだった」といい、警察と警備員の対応は「非常に迅速だった」という。

 チェルシーは「クラブは今回の騒動を非常に残念に思うと同時に、彼らの振る舞いを強く非難する。詳細が明らかになるまでコメントは差し控える」と声明を発表。

 アントニオ・コンテ監督は「正直に言って、見てなかったんだ。試合中だったからね。常にいい空気の中で試合をしたいものだ。残念なことだよ」と言及した。

 ウエスト・ハムのサポーターは今季数回に渡って乱闘騒ぎを起こしており、10月1日に行われたミドルズブラ戦(1-1)では、4名の逮捕者も出している。

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