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大宮、3連勝で10戦無敗!!年間4位確保へ家長「最終節もいつもどおり臨みたい」

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[10.29 J1第2ステージ第16節 柏1-2大宮 柏]

 大宮アルディージャはアウェーで柏レイソルに2-1で競り勝った。これで3連勝で10戦負けなし(7勝3分)。勝ち点を「56」に伸ばし、年間4位をキープした。

 大宮は前半16分、FW家長昭博のロングフィードから裏に抜け出したMF江坂任が胸トラップから左足で蹴り込み、先制点。同18分には裏のスペースに飛び出したFWドラガン・ムルジャがPA内でGK中村航輔に倒され、PKを獲得。キッカーの家長が落ち着いてゴール左に沈め、2-0とリードを広げた。

 序盤で2点ビハインドを負った柏は前半25分、FWクリスティアーノの右FKにDF中谷進之介が合わせたが、GK塩田仁史が至近距離でファインセーブ。無得点のまま前半を折り返したが、後半21分、右サイドからFW伊東純也がクロスを上げると、MF横谷繁の体に当たってゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールで1点を返した。

 1-2と追い上げる柏は猛攻を仕掛けるが、後半39分、途中出場のFW大津祐樹が振り向きざまに狙った左足シュートもゴール右へ。最後まで同点に追いつくことはできず、ホーム最終戦で黒星を喫した。柏は2連敗で3試合勝ちなし(1分2敗)となった。

 試合後のインタビューで家長は「試合に出ている選手、出ていない選手、試合に来ていない選手、全員で取り組めている」とチームの団結ぶりを強調。3連勝で年間4位をキープし、残り1試合で年間3位の鹿島との勝ち点差は「3」に縮まった。

 得失点差で「14」の開きがあるため(鹿島+20、大宮+6)、逆転3位は難しいが、クラブ史上最高順位となる4位を守りたいところ。年間5位のG大阪も勝ち点1差に付けており、11月3日の最終節・FC東京戦(NACK)も負けられない一戦になる。家長は「いい試合ができるように準備すれば勝利はついてくる。最終節もいつもどおり臨みたい」と、気合を入れ直していた。

●[J1]第2ステージ第16節 スコア速報

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