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モウリーニョ退席&エレーラ退場と散々…マンU、バーンリーと痛恨ドローで4戦未勝利

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退場となってしまったMFアンデル・エレーラ

[10.29 プレミアリーグ第10節 マンチェスター・U 0-0 バーンリー]

 プレミアリーグは29日、第10節を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでバーンリーと対戦し、0-0で引き分けた。

 26日のEFL杯4回戦で控え組主体のマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”を制したユナイテッド。その試合から2人を入れ替え、DFマッテオ・ダルミアンとMFジェシー・リンガードが先発メンバーに名を連ねた。なお、負傷により第9節チェルシー戦からメンバー外だったFWウェイン・ルーニーがベンチ入りしている。

 ユナイテッドは立ち上がりから昇格組バーンリーのゴールに迫ると、前半17分に決定機。MFフアン・マタの絶妙なスルーパスで抜け出したFWズラタン・イブラヒモビッチが左足を振り抜くも、GKトム・ヒートンのセーブに阻まれてしまう。同42分には、右サイドからMFアンデル・エレーラが上げたクロスにリンガードがフリーで飛び込むも、ヘディングシュートは再びGKヒートンに止められ、前半のうちに先制点とはならなかった。

 主審への抗議からか、退席処分で後半開始からジョゼ・モウリーニョ監督を失ったユナイテッド。後半も主導権を握るがあと一歩のところでゴールネットを揺らすことができない。同10分、FWマーカス・ラッシュフォードとのワンツーでPA左深くまでえぐったイブラヒモビッチがマイナスに折り返すと、マタが左足シュート。GKヒートンが弾いたボールをつないで最後はリンガードが右足で強烈なシュートを浴びせるもボールはGKヒートンの胸におさまった。

 後半16分には、PA右からエレーラが上げたクロスをイブラヒモビッチが豪快なボレーで合わせたが、これもGKヒートンがセーブされ、同23分のマタの左足シュートも右ポストに嫌われてしまう。すると、直後にアクシデント発生。エレーラがMFディーン・マーニーへのスライディングでファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場となってしまった。

 その後、ルーニーやMFマルアン・フェライニを同時投入し、FWメンフィス・デパイもピッチに送り込んだが、効果はなく、0-0のままタイムアップ。痛恨のドローに終わったユナイテッドはリーグ戦4試合勝利なし(3分1敗)となった。


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