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長友のインテル移籍に関する違法行為で罰金920万円…裁判所がチェゼーナを処分

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11年夏にチェゼーナからインテルへ移籍したDF長友佑都

 5年前の2011年、DF長友佑都チェゼーナからインテル移籍した際の違反について、裁判所がチェゼーナに対し罰金処分を決定したことが明らかになった。5日、インテルのニュースサイト『FC Internews.it』が報じた。

 長友は2010年8月にFC東京からチェゼーナへレンタル移籍。翌2011年1月にチェゼーナに完全移籍すると直後にインテルへのレンタル移籍が決まった。さらに2010-11シーズン終了後の7月にインテルへ完全移籍を果たした。

 問題となっているのは2011年1月、長友がチェゼーナからインテルへレンタル移籍した際の取引のほか、パルマとのトーマス・ファブリ、ルイージ・パルンボの若手2選手に関連した取引で、架空の売却益があったとされている。

 この問題でチェゼーナに対し、勝ち点2のはく奪処分が下される可能性があった。しかし、裁判所は違反に関与したチェゼーナの当時のオーナーであるイゴル・カンペデッリ氏が既に退任していることを考慮して、クラブに対して8万ユーロ(約920万円)の罰金のみの処分とする決定をした。

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