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3-0から追いつかれた岡山、7戦未勝利も得失点差で6位守りPO出場決める

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[11.20 J2第42節 岡山3-3群馬 Cスタ]

 ファジアーノ岡山はホームでザスパクサツ群馬と3-3で引き分け、からくも6位をキープし、J1昇格プレーオフ出場を決めた。

 岡山は前半14分、ハーフウェーラインを越えた位置からFW伊藤大介がゴール前に長い距離のFKを放り込むと、DF岩政大樹が豪快なヘディングシュートを突き刺し、先制点。2分後の同16分にはMF三村真の左クロスをFW押谷祐樹が正確なトラップから左足を振り抜き、追加点を奪った。

 2-0とリードを広げた岡山は前半20分にも高い位置から伊藤がプレッシャーをかけ、ゴール前にこぼれたボールを押谷が右足で押し込み、3-0。早い段階で3点のリードを奪ったが、最近7試合連続で勝利から遠ざかっている苦しい流れはこの日も変わらなかった。

 群馬は前半アディショナルタイム、MF山岸祐也のスルーパスに反応したMF瀬川祐輔が右足でGKとの1対1を制し、1点を返すと、後半10分には岡山のパスミスを奪ったFWイ・ガンウの折り返しを山岸が流し込み、2-3と1点差に追い上げた。

 その後もチャンスをつくりながら決め切れない岡山に対し、群馬はきっちりチャンスをものにする。後半34分、途中出場のMF吉濱遼平がDFラインの背後に浮き球のパスを送ると、走り込んだ山岸が右足ボレーでゴール左隅に突き刺し、ついに3-3の同点に追いついた。

 負ければ昇格プレーオフ圏外の7位に転落する可能性もあった岡山。何とか3-3のままタイムアップを迎え、勝ち点1を獲得すると、この日勝利した町田に勝ち点65で並ばれたが、得失点差で上回り、6位をキープした。昇格プレーオフ出場を決めた岡山だが、ラスト8試合は4分4敗の未勝利。厳しい流れの中、27日のプレーオフ準決勝では3位松本と対戦する。

●[J2]第42節 スコア速報

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