インテルは20日にサン・シーロでミランとミラノ・ダービーを行う。ステファノ・ピオリ監督が初陣に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

　インテルは今夏、フランク・デ・ブール氏が就任したが、リーグ戦で4勝2分5敗と11試合を終えた時点で14位と低迷。1日にデ・ブール氏の解任が発表された。低迷するインテルの再建を託されたピオリ新監督は、20日のミラノ・ダービーで初陣を迎える。

　ピオリ新監督の就任前にクロトーネに勝利し、10位に順位を上げたインテル。ピオリ監督は、セリエAで165回目の開催となるダービーに向けて、「刻一刻と試合が迫っている。興奮と集中が高まっている。良い準備ができた。一番大事なのは、我々がインテルだということを見せたいという情熱、闘志、熱意、そして欲望を持ってプレーすることだと思う。素晴らしいパフォーマンスを披露したい」と意気込んだ。

　日本代表からチームに合流したDF長友佑都も招集メンバーに選出されているが、先発するメンバーについてピオリ監督は、「まだ何点か確認して話し合う必要がある。私にとって最終的な決断を下すのは難しいことではない。なぜなら、誰がプレーしようと彼らがステップアップしてくれるからだ」と明言は避けた。

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