――試合の感想
「ひとことでいうのは難しいが、チャンスは日本のほうが多かった。しかし、チャンスらしいチャンスもない相手に点を取られてしまった。チャンスを決められなかったのがこのような結果を招いてしまった」

――試合の内容は
「残念ながら結果に結びつかなかったが、がっかりだけしているわけではない。困難な状況で選手はよくやった。ただ、まだ美しいハーモニーにはなっていない段階で試合をしなければいけなかった。特に最初の15分は日本の若さが出た。自分たちのミスで相手にチャンスを与えてしまった。巻、田中、佐藤、我那覇らFWは頑張ったし、悪かったわけではないが、FWとしての仕事ができなかった。結果は出なかった」

――試合会場のコンディションは
「日本のホームでやっていればもう少し走れただろう。深刻なのはあまり考えないでプレーしてしまったことだ。“子供病”というか、子供のようなプレーをしてしまったのは恥ずかしい」

――0-1という結果について
「私自身は満足していない。ただサポーター、マスコミは長い目、暖かい目で見てほしい。結成して間もないチーム、W杯に出ていない選手も多い。対戦した相手は大半の選手がW杯に出ている国。我々はブラジルのようにすぐに主導権は握れない」

――次の試合に向けて
「選手のフィジカルコンディションをチェックして、誰かケガをしていないか確かめた上で微調整する。今日と大きく変わらないことを前提として微調整していきたい」