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貴重なアウェーゴール奪った金沢MF小柳「みんなで一丸となって残留を」

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[11.27 J2・J3入れ替え戦第1戦 栃木0-1金沢 栃木グ]

 J2・J3入れ替え戦の第1戦が27日に栃木県グリーンスタジアムで行われ、J2リーグ21位のツエーゲン金沢がJ3リーグ2位の栃木SCに1-0で勝利した。12月4日の第2戦は、石川県西部緑地公園陸上競技場の芝改修工事が着工され、使用できないため、富山県総合運動公園陸上競技場で行われる。

 試合は堅い試合となったが、終了間際の後半44分に右CKからDF太田康介がヘディングで左ポスト付近に落としたボールを、MF小柳達司が右足で押し込み、決勝点。1-0で第1戦を制した金沢が、アウェーゴールのアドバンテージを得て、J2残留に大きく前進した。

 試合後のテレビインタビューで金沢の森下仁之監督は、「我々は他力も含めて、入れ替え戦を勝ち取ったので、失うものはない。自分たちがやれることを、ベストを尽くしてやっていこうと1週間準備してきた。非常に集中力高く最後まで戦えた」と選手たちを称え、第2戦に向けては、「まだ何も得られていない。このアドバンテージをいかすためにも1週間いい準備して、もう1つ勝つ切るつもり戦いたい」と意気込んだ。

 また、決勝点を挙げた小柳は、「キレイなサッカーはできなかったが、最後みんなの気持ちで勝利できた一戦だった。(先制点は)体のどこに当たったかわからないが、気持ちで押し込んだ」と振り返り、「まだ、1試合を勝っただけで何も終わっていない。また1週間いい準備をして、みんなで一丸となってしっかり残留を掴み取りたい」と引き締まった表情で語った。


●2016 J2・J3入れ替え戦

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