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6位岡山が下剋上!! FW赤嶺の劇的AT弾でPO決勝へ…松本は1年でのJ1復帰ならず

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ファジアーノ岡山がJ1昇格プレーオフ決勝に駒を進めた

[11.27 J1昇格プレーオフ準決勝 松本1-2岡山 松本]

 J1昇格プレーオフ準決勝が27日に開催され、松本平広域公園総合球技場ではリーグ3位の松本山雅FCと同6位のファジアーノ岡山が対戦。前半23分にFW押谷祐樹の得点で岡山が先制するも、後半29分にMFパウリーニョがゴールを奪って松本が同点に追い付く。しかし後半アディショナルタイムにFW赤嶺真吾が決勝点を記録し、岡山が2-1の劇的な勝利を収めた。準決勝を突破した岡山は12月4日に行われる決勝でC大阪とアウェーで対戦する。

 ホームの松本は11月20日に行われたJ2リーグ最終節横浜FC戦(○3-2)から先発1人を入れ替え、出場停止だったMF石原崇兆が先発に復帰。一方、リーグ戦を8試合未勝利(4分4敗)で終えた岡山も最終節の群馬戦(△3-3)から先発1人を入れ替え、DF片山瑛一がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 ファーストシュートは決勝に駒を進めるには勝つしかない岡山だった。前半2分、FKのこぼれ球に反応したMF矢島慎也が鋭い切り返しから左足ミドルを放つが、ボールはゴールマウスを捉え切れなかった。引き分け以上で勝ち上がりが決まる松本も負けじと同5分に波状攻撃を掛けるが、DF田中隼磨のシュートはGK中林洋次に弾き出され、こぼれ球を石原が右足で狙うもコース上にいた赤嶺にクリアされてしまった。

 その後はホームの松本が主導権を握って試合を進めるものの、サイドから送るクロスは岡山の壁にはね返され、なかなか好機を創出できない。すると前半23分に岡山が先制に成功する。MF三村真が自陣深くから送ったロングフィードをセンターサークル付近で赤嶺がすらすと、右サイドから走り込んだ押谷祐樹が前線まで運んで右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1-0と岡山がリードしたまま後半を迎えると、1点を追い掛ける松本は後半5分に好機を創出する。しかし、右サイドのFW高崎寛之が送ったグラウンダーのクロスからMF工藤浩平が放ったシュートはポストを叩き、こぼれ球に反応したMF飯尾竜太朗、工藤のシュートは立て続けに中林にストップされてしまった。

 その後も松本が押し込む時間帯が続きながらも岡山ゴールをこじ開けられずに試合が進むと、同20分に松本ベンチが動き、飯尾に代わってMF宮阪政樹がピッチへと送り込まれる。すると同29分、宮阪が蹴り出したCKをパウリーニョがヘディングで叩き込み、ついに松本が試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま試合が終了すれば準決勝敗退となる岡山はDF岩政大樹を前線に上げたパワープレーに打って出るが、ゴール前目掛けたロングボールは松本守備陣にはね返されてしまう。後半43分には矢島が送ったクロスを赤嶺がヘディングで合わせるものの、ボールはゴール左に外れてしまう。しかし後半アディショナルタイム、矢島が送った浮き球のパスをFW豊川雄太がヘッドで落とすと赤嶺がワンタッチで流し込み、岡山が2-1の劇的な勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
●2016 J1昇格プレーオフ



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