[11.27 ブンデスリーガ第12節 ヘルタ・ベルリン2-1マインツ]

　ブンデスリーガは27日、第12節3日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでFW武藤嘉紀所属のマインツと対戦し。2-1で逆転勝ちした。原口は右サイドで2試合ぶりに先発し、フル出場で2試合ぶりの勝利に貢献。負傷からの復帰を目指す武藤は今節も欠場している。

　立ち上がりはホームのヘルタが試合の主導権を握るが、前半20分、左FKに合わせたFWベダド・イビセビッチのヘディングシュートはゴール左へ。なかなかチャンスを生かせずにいると、マインツは前半25分、MFレビン・エズトゥナリが右サイドを縦に仕掛け、折り返しのこぼれ球をFWアーロン・ザイデルが左足で押し込んだ。

　ブンデスリーガデビューとなった20歳の初ゴールで先制したマインツだったが、ヘルタも前半36分、ロングフィードのセカンドボールをMFサロモン・カルーが横に流し、イビセビッチがDFに囲まれながらも正確なトラップから右足ミドルをゴール右隅に流し込んだ。

　1-1の同点に追いついて折り返した後半17分にはマインツMFジャン・フィリップ・グバミンが2枚目の警告で退場。数的優位に立ったヘルタは後半22分、MFニクラス・シュタルクのクロスからゴール前のこぼれ球をカルーが頭で落とし、イビセビッチが右足で押し込んだ。

　エースの2得点で2-1と逆転に成功したヘルタ。後半29分にそのイビセビッチが2枚目のイエローカードで退場処分を受け、数的同数となったが、そのまま逃げ切り、ホームでは開幕から無傷の6連勝を飾った。7勝3分2敗の勝ち点24。勝ち点、得失点差で並んだフランクフルトを総得点で上回り、ライプツィヒ、バイエルンに続く3位に順位を上げた。

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