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15歳FW久保建英の印象は!? MF三好「堂々としている」 MF冨安「うまいとは聞いてたけど…」

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15歳ながらも飛び級でU-19日本代表に招集されたFW久保建英(FC東京U-18)

 注目度の高さがうかがえる。アルゼンチン遠征を行うU-19日本代表が、出発前に国内で行ったトレーニング。注目のFW久保建英(FC東京U-18)が招集されたこともあり、トレーニング会場には大勢の報道陣が詰めかけた。無限の可能性を秘めた15歳の一挙手一投足に注目が集まる中、同じピッチでプレーした選手たちは久保にどういう印象を抱いたのだろうか。

 久保と同じく、レフティーでアタッカーであるMF三好康児(川崎F)は「まだ一回しかやっていないので、分からない部分は多い」と前置きしつつも、「ボールの持ち方がうまかったり、堂々としている部分があると感じた」ようだ。そして、自身の成長のためにも久保のような下の世代からの突き上げを歓迎する。

「自分もまだまだ勉強している身。いろいろなものを吸収したいと思っているし、久保くんからも教わる部分はいっぱいある。でも、負けられないという気持ちを強く持ってやっていきたい」

 U-19日本代表のエースでもあるFW小川航基(磐田)は「そんなに意識はしていないし、一人の選手と見ているけど、技術の高い選手だなと感じた」と印象を語り、MF冨安健洋(福岡)は「うまいとは聞いていたけど、メッチャうまいっすよ。技術が高く、しっかり止められるし、しっかり蹴れるのでミスが少ない」と15歳のプレーを称賛する。

 そして、チームを率いる内山篤監督も「ボールを持ったときに関しては非常に良いものがあると、誰もが分かっている。今日見ても、オフ(・ザ・ボール)でも非常に良い動きをしている」と語る。U-19アルゼンチン代表との親善試合での起用も明言しており、「彼の一番いいところはチャンスメイクもフィニッシュもあるところ」と期待を寄せた。

(取材・文 折戸岳彦)

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