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シュツット浅野拓磨、“スーパー・トリオ”の一角に…「夢を与える」存在に?

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浅野が“スーパー・トリオ”の一角に

 11月28日に行われたブンデスリーガ2部第14節でシュツットガルトはニュルンベルクをホームに迎え、3-1で勝利を収めた。ドイツ紙『ビルト』は、この試合で1ゴール1アシストを決めた日本代表FW浅野拓磨ら攻撃陣3人をシュツットガルトの新たな“スーパー・トリオ”と呼んでいる。

 ニュルンベルク戦では浅野は試合開始早々の3分、FWシモン・テロッデによる先制点をアシスト。33分にはそのテロッデが追加点を奪うと、後半アディショナルタイムにはFWカルロス・マネのパスに抜け出した浅野が右足でキーパーの股間を抜き、チーム3点目を決めている。

 『ビルト』によると、最近5試合で8ゴールと決定力が爆発中のテロッデ(今シーズン10得点をマーク)、スピード感溢れるサイドの浅野(2得点2アシスト)とマネ(2得点6アシスト)の3人が “スーパー・トリオ”を形成しているという。

 3人とも今年の夏にシュトゥットガルトに加入したが、既に同クラブの「ファンに夢を与える」存在になれると伝えている。

 同紙はまた、浅野がゴール後に披露した“ジャガーポーズ”についての説明を添えながら同選手のコメントも紹介した。

 試合後、「自分のプレーには満足していません」と明かすアタッカーは「チームメートたちは僕にたくさんのチャンスをつくってくれましたが、3ゴールは決めなければいけませんでした」と悔しさを覗かせつつ、得点への意欲を示している。

 シュツットガルトには90年代、ブルガリア代表のクラシミール・バラコフ、ブラジル代表のジオバネ・エウベル、そしてドイツ代表のフレディ・ボビッチによる“マーギシェス・ドライエック”(“魔法の三角形”)と呼ばれる強力な攻撃のトリオが所属していた。浅野ら3人に先輩たちを思い出させるような活躍が期待されているのかもしれない。

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