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痛恨AT被弾で逆転負けのリバプール、クロップ「試合中に怒ることはあるが…」

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今季2敗目を喫したユルゲン・クロップ監督率いるリバプール

 4日に行われたプレミアリーグ第14節でボーンマスと対戦したリバプールは後半19分までに3-1と2点をリードしながらも、その後3点を奪われて3-4の逆転負けを喫した。

 前半20分にFWサディオ・マネ、同22分にFWディボック・オリジの得点で2点を先行したリバプール。後半11分にPKで1点差に詰め寄られながらも、同19分にMFエムレ・カンが鮮やかなミドルシュートを沈めて再びリードを2点差に広げた。

『ESPN』によると、チームを率いるユルゲン・クロップ監督は、「2-0になったときも、3-1になったときも試合が終わったとは思っていなかった。だが、その後は自らチャンスを手放してしまった。まずいタイミングでまずいパスをいくつも出してしまったんだ」と試合後に振り返っている。

 その言葉どおり、ボーンマスの反撃を許すと、後半31分と同33分に失点して同点に追い付かれると、後半アディショナルタイムに悲劇が待っていた。MFルイス・クックが放ったミドルシュートをGKロリス・カリウスが、まさかのファンブル。こぼれ球をDFナタン・アケに蹴り込まれて3-4の逆転負けを喫してしまった。

 しかし、クロップ監督はカリウスを擁護する。「最後に決められたゴールはGKにとって簡単なものではなかったよ。あのゴールを決められたからと言って、彼のGKとしての資質に問題があるわけではまったくない」。

 痛恨の逆転負けで12試合ぶりの今季2敗目を喫したものの、「人生で一番酷いわけではないし、私は怒ってない。試合中は怒ることもあるかもしれないけど、選手たちは最善を尽くしていたよ。おそらく、私たちに必要な結果だったのだろうだから、この経験を次に活かしたい」と前を向いた。


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