beacon

ハメス、クラシコ後の居残り練習も指揮官には響かず…ジダン「ほかの選手もやっている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

クラシコ後、居残り練習に励んでいたMFハメス・ロドリゲス

 クラシコで出場機会がなく、試合後一人で練習に励んでいたレアル・マドリーMFハメス・ロドリゲスだが、その行動もジネディーヌ・ジダン監督の意見を変えるには至らなかった。

 DFセルヒオ・ラモスがアディショナルタイムに劇的な同点弾を記録したアウェーのバルセロナ戦(1-1)で、最後までベンチから仲間の勇姿を見守り続けたハメス。スペイン『マルカ』が伝えたところ、コロンビア代表MFはマドリードに戻ったチームが解散した後、22時半から自主トレーニングに励んでいたようだ。

 それから3日後、ジダン監督がチャンピオンズリーグ・グループF最終節ドルトムント戦の前日会見で公の場に姿を現している。この件について問われた指揮官は「私にとっては何でもないことだ。私はハメスを評価している。彼は常に練習を行い、起用可能な状態であり続けている」と口を開き、次のように続けた。

「私のハメスへの扱いは他のチームメート全員と同じだ。土曜日に(レアルの練習場)バルデベバスで練習したからと言って、何かが変わるわけではない。多くの選手が試合後に練習してきた。体の回復や、他の目的でね。だから同じ扱いだよ」

 さらにジダン監督は、ハメスの移籍の可能性に言及している。

「意見を述べるのは自由だ。出場機会が少なければ、そういう考えも出てくるだろう。彼はレアルの選手であり、私にとって重要な選手だ。今、彼がひとつの問題になっているのは事実だよ。彼はもっとプレーしたいと望んでいるが、最近の試合ではあまりプレーできていない。だが私には重要な選手だ。私はチームの全員を必要としている」


●欧州CL16-17特集
●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP