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ムヒタリアンがプレミア初ゴールも負傷交代…マンUがトッテナム撃破で4戦ぶり白星

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MFヘンリク・ムヒタリアンがプレミアリーグ初得点も…

[12.11 プレミアリーグ第15節 マンチェスター・U 1-0 トッテナム]

 プレミアリーグは11日、第15節を行った。オールド・トラッフォードでは、マンチェスター・ユナイテッドトッテナムが対戦。MFヘンリク・ムヒタリアンのプレミア初得点でユナイテッドが1-0で勝利した。

 前節エバートン戦は1-1に終わり、3試合連続で引き分けたユナイテッドは、8日のヨーロッパリーグ(EL)ゾリャ戦から6人を変更。中盤の底にMFマイケル・キャリック、左ワイドにFWアントニー・マルシャルが入った。対するトッテナムは、6日のチャンピオンズリーグ(欧州CL)CSKAモスクワ戦から2人を入れ替え、DFトビー・アルデルワイレルトとMFムサ・デンベレが先発に名を連ねた。

 試合は開始早々にユナイテッドに決定機が訪れる。前半2分、ムヒタリアンが中央を駆け上がり、右に叩く。PA右からFWズラタン・イブラヒモビッチが折り返したボールをMFポール・ポグバが左足で丁寧に合わせたが、GKウーゴ・ロリスのファインセーブに阻まれる。同19分には、FKからMFクリスティアン・エリクセンの強烈なシュートを浴びるが、GKダビド・デ・ヘアがしっかり対応した。

 積極的に攻撃を仕掛けるユナイテッドは前半22分、キャリックの浮き球パスをPA右のMFアンデル・エレーラが中央に落とし、ポグバのフェイントから最後はムヒタリアンが右足シュートもDFのブロックに遭う。それでも同29分に均衡を破った。ハーフェーライン付近でFWハリー・ケインのパスミスからボールを受けたエレーラが、裏へ走り出していたムヒタリアンにスルーパス。これで完全に抜け出したムヒタリアンが豪快に右足シュートを蹴り込み、1-0で前半を終えた。

 反撃に出るトッテナムは後半10分、左サイドのFKからエリクセンが高精度のクロスを供給。ファーサイドでフリーになっていたMFビクター・ワニャマがヘディングシュートを放つもミートしきれず、同点のチャンスを逃した。冷や汗をかかされたユナイテッドは同18分、ゴール正面でFKを獲得すると、ポグバが右足一閃。GKロリスも動けないコースに飛んだが、左ポストに嫌われた。

 一進一退の攻防が続き、ユナイテッドは後半19分にエレーラの折り返しからポグバが右足シュートも、GKロリスがストップ。トッテナムは同25分、PA右手前の前半と同じような位置でFKを獲得すると、エリクセンが右足でゴール左を狙うもGKデ・ヘアが弾き出すなど、互いの守護神の好セーブが試合を引き締めた。

 後半は立ち上がりから球際で厳しいバトルが繰り広げられていた。怪我が心配されたが、後半36分にそれが現実のものとなってしまう。ムヒタリアンがDFダニー・ローズとの競り合いで左足首を負傷。代わってDFエリック・バイリーを投入し、逃げ切りを図ったユナイテッドが、トッテナムの反撃を無失点に抑え、1-0で完封勝利。11月6日に行われた第11節スウォンジー戦以来、4試合ぶりの白星を飾った。


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