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無敗記録更新のジダン監督、鹿島との決勝へ「日本のチームはホームだから…」

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無敗記録を36試合に伸ばしたジネディーヌ・ジダン監督

[12.15 クラブW杯準決勝 クラブ・アメリカ0-2R・マドリー 横浜]

 2年ぶり2度目のクラブW杯制覇に王手をかけたレアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督は「自分たちは決勝進出を目論んでいた。目指していたことを成し遂げられた」と、納得の表情を見せた。

 公式戦無敗記録を「36試合」に伸ばして迎える決勝の相手はJリーグ王者の鹿島アントラーズだ。前日14日の準決勝アトレティコ・ナシオナル戦について「自分たちが対戦する可能性のあるチームの試合はすべて見ている」としながらも、鹿島の印象については「どのプレイヤーというのはない。チームとして試合の流れを追った。日本のチームはホームだから頑張ると思う」と話すにとどめた。

「今、一番大事なのは休養を取ること」。中2日で迎える決勝戦に向け、何よりも疲労回復を重視し、「日曜までの間に相手チームを細かく分析したい」と指摘した。

 現役時代、クラブW杯の前身にあたるインターコンチネンタル杯を2度制覇しているジダン監督。96年にはユベントスの選手として、02年にはレアルの選手として来日し、タイトルを勝ち取った。「以前はインターコンチネンタル杯だった。タイトルは変わるが、このカップを持ち帰りたい」。選手、監督含めて自身3度目のクラブ世界一へ、ジダン監督の視線は次を見据えた。

(取材・文 西山紘平)

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