サラブレッド　水沼宏太

[U-16日本4-3U-16北朝鮮　U-17アジアユース決勝　ジャランベサルスタジアム]

　今大会、主将としてチームを牽引したのがMF水沼宏太(横浜Mユース)だ。GL突破が懸かった韓国との大一番では、持ち前の得点力を発揮し2得点。韓国撃破の立役者となった。

　かつての日本代表MFで現在は横浜M監督の水沼貴史を父に持ち、サッカー界のサラブレットといっても過言ではない水沼宏太。決勝の北朝鮮戦では決勝点をアシストし、日本に12年ぶりのアジア王者の勲章を引っさげて帰って来る。この大舞台で七光りではないことを証明して見せた。

(写真05年撮影)

(文・宝田雅樹)