アーセナルのアーセン・ベンゲル監督はフランス代表FWオリビエ・ジルが不満を募らせていたことを明かした。『OMNISPORT』が伝えている。

　ジルは26日のWBA戦で今季初先発し、決勝点を挙げた。プレミアリーグではここまで11試合の出場にとどまり、途中からの出番が大半となっていたジルは不満をためていたとベンゲル監督は明かしている。

「彼にとっては非常に不満な時期だった。毎回は出場できなかったからだ。良いプレーをできた時でも必ずしも次の試合に起用はしなかった。だが彼との関係は常に誠実なものだったと思う。私は彼を強く尊敬している。いつもプレーできるとは限らないと彼も理解している。それでも彼はモチベーションを高い水準に維持していた」

　続けて「サッカー選手の仕事では常に準備を整えておく必要がある。それも仕事の一部だ。メンバーに選ばれれば素晴らしいが、選ばれなくとも準備はしておくべきだ。選手たちはいつも準備を整えており、チャンスが与えられれば彼らはそこにいる」と選手の準備についても言及した。

　アーセナルは次戦、1月1日にクリスタル・パレスと対戦する。ジルに出場機会は訪れるのだろうか。

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