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「タケは戻りたがっている」久保建英が古巣バルサの練習に参加

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古巣バルセロナを訪問したFW久保建英

 FC東京U-18に所属するFW久保建英がオフを利用し、古巣であるバルセロナ下部組織の練習に参加したようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 同紙は「タケは戻りたがっている」と題し、久保のバルセロナ訪問をレポート。記事によると、久保は15〜16歳の同世代にあたるカデーテAの練習に参加したという。久々に久保とトレーニングを行った元同僚は、彼が驚異的なレベルのプレーを示したと話し、バルセロナの指導者も久保がエリートになり得る全ての資質を備えていることを確認。また、今回の練習参加により、バルセロナは久保が将来的に復帰する意思があることを確かめることができたと報じている。

 久保は2011年にバルセロナの下部組織に入団。しかし、15年にクラブの18歳未満の外国人選手獲得違反による制裁で公式戦出場停止処分が続いたことで、同年3月に帰国し、FC東京U-15むさしに加入した。

 帰国後もその才能を発揮し、16年に中学3年ながら飛び級でFC東京U-18に昇格。さらに同年9月、トップチームに2種登録されると、11月5日に行われたJ3第28節の長野戦(1-2)で後半開始から投入され、Jリーグ史上最年少出場記録を15歳5か月1日に更新した。

 代表では、16年にU-16日本代表としてU-17W杯の出場権獲得に貢献しただけでなく、同年12月に実施されたU-19代表のアルゼンチン遠征にも飛び級で初選出。同国U-19代表との国際親善試合でデビューを果たしている。


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