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本田圭佑、長友佑都効果?セリエAで日本人の観客が29%増…ネット販売も影響か

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 セリエAにおける日本人のチケット購入数が、2016年は前年に比べて29%増加した。イタリアメディア『FC Inter 1908.it』が報じている。

 イタリアのスタジアムまで直接出向き、セリエAの観戦を楽しむ日本人ファンが急増している。日本代表のMF本田圭佑やDF長友佑都がセリエAの人気チームであるミランインテルに所属していることで、注目度が増しているとみられる。

 また海外イベントのチケットの個人間売買を扱うインターネットサイト『Ticketbis(チケットビス)』が普及したことも、日本人の観客増加につながったようだ。

 セリエAでは、外国人観客数のうち、日本人はフランス人に次いで2位とファンが多い。中でも日本人観客が多く訪れたのは、9月18日のインテル対ユベントス戦、11月20日のミラン対インテル戦、そして10月22日のユベントス対ミラン戦と、いずれもセリエAのビッグ3の試合だ。1枚あたりのチケット購入額の平均は107ユーロ(1万3000円)となっている。

 『チケットビス』での最高購入額も日本人によるものだ。2016年5月21日に行われたコッパ・イタリアの決勝ユベントス対ミラン戦では424ユーロ(5万2000円)の最高記録が生まれた。次いで2位は10月22日のユベントス対ミラン戦の372ユーロ(4万6000円)となっている。

 今冬の移籍市場では、本田と長友に移籍のうわさが上がっているが、チケットの売上には貢献しているだけに、不人気で低迷するセリエAとしては両選手の残留が望まれるところだろう。


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