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長谷部の起用位置に頭を悩ませるコバチ監督「彼のような守備面でのクオリティを持つ選手がいない」

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今季はリベロとして活躍している長谷部誠

 フランクフルトは27日に行われるブンデスリーガ第18節でシャルケと対戦する。ニコ・コバチ監督は試合に向けた会見でMF長谷部誠を置くポジションについて、「最も根本的な問題」と話している。

 フランクフルトは、前節ライプツィヒ戦で一発退場のGKルーカス・フラデツキ、その試合で5枚目のイエローを提示されたFWアンテ・レビッチはそれぞれ出場停止で不在。そのほか、MFマルコ・ファビアンや中盤で起用されているサボルチ・フスティがもうしばらく離脱が続くようだ。

 そのため、前半戦ではリベロとして安定したパフォーマンスでチームをけん引した長谷部だが、コバチ監督は長谷部を前節に続き中盤に置くのか、それとも3バックの中央で起用するのだろうか。指揮官はいまだ頭を悩ませていることを述べた。

「それが最も根本的な問題。ハーゼ(長谷部の愛称)は後方で非常に良い仕事をしてきた。ただ、我々には中盤でのプレーを本職とする選手がほとんどいないのが現状だ。ほかのプレーヤーをアイメン・バルコク、ミヤト・ガチノビッチ、マックス・ベスシュコフらをそこで起用することも可能だが、誰もハーゼのような守備面でのクオリティを持っていない」

「もちろん、その選手たちの1人をオマール(・マスカレル)とボランチペアを組ませて、よりリスクを冒すことだって可能だ。色んなオプションを検討している。だが、実際にどう決めるかは皆さんにはピッチで見てもらうことになる」

 長谷部がボランチでプレーすることになれば、DFマイケル・ヘクターがCBに入ることになる。コバチ監督はシャルケ相手に長谷部をどこで起用することになるのだろうか。


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